開催中「災害パネル展」【狭山池博物館】

狭山池は小雨、台風14号は通過したようです。

今のところ大阪で大きな被害は報告されていないようですが、
これからの進路地域の方は、どうぞお気をつけください。

さて、現在狭山池博物館では災害に対する取り組みを紹介する
「災害パネル展」を行っております。

2018年大阪府北部地震など近年の災害を取り上げ、
パネルで紹介しています。

特に記憶にも新しい平成30年台風21号では
狭山池でも桜が50本以上倒壊するなど
大きな被害が出ました。

雨のなか道路に垂れ下がり道をふさぐ桜を切った記憶は、
忘れられません。

身近でどのような災害が起こりえるのかを知ることが、
備えの1つになると思います。

9月20日(月祝)まで。
場所は狭山池博物館1階第五ゾーンです。

災害パネル展を開催しています【狭山池博物館】

台風といえば9月、というのはもう古すぎる常識になってしまいました
毎年のように大きな台風が時期を問わずたてつづけに発生しては
風水害の痛ましいニュースを見ている気がします

現在、狭山池博物館の一階第五ゾーンでは、
「災害パネル展」を開催しています。

大阪府に起こった災害の年表と、
平成29年・30年の被害状況、復旧の様子などをまとめて御覧いただくことができます。

狭山池平成の改修のきっかけとなったといわれる昭和57年台風では、
狭山池下流の西除川が氾濫し、堺市・松原市などで床上浸水1万戸以上、
死者8人を出す大きな災害になりました。

以降、狭山池下流の西除川は北から順に
30年にわたり改修が続けられ、
やっと南海高野線の北野田あたりまで来ているとのことです。

さて、
今年の6月から、警戒レベルを用いた避難情報発令等の運用が
はじまっています。
これは何かというと、
避難のタイミングを警戒レベル1から5までに分類
市町村から「4」が出されたら、全員避難!というものです。

こちらに詳しい解説があります(警戒レベルに関するチラシ(大阪府) [PDFファイル/887KB])

このような自治体からの情報に加えて、
今は自分に必要な情報を、自分で取りに行ける時代です。

私は狭山池の下流域に住んでいますので、
豪雨のときは、河川カメラと狭山池の水位をチェックしています。

たとえばこちらは、狭山池直下でいちばん大きい堰、野田井堰近くのカメラです。

http://www.osaka-pref-rivercam.info/sensyu/1009.html
(大阪府河川カメラ/大阪府河川室)

そしてこちらが、狭山池の水位

http://www.river.go.jp/kawabou/ipDamKobetu.do?init=init&obsrvId=0691300700004&gamenId=01-1004
(川の防災情報/国土交通省)

これらは災害が起こる寸前にあわてて探すのではなく
事前に備えておいて損はありません。

個々人が自分にあった情報を組み合わせてもっておくことで
被害を少なくすることができるかもしれません。

「災害パネル展」は9月25日(水)まで!

ぜひ、ご覧ください。