奈良時代(8世紀)の改修では、僧 行基(ぎょうき)が中心となり、狭山池の改修を行ったという記録があります。そしてその後、国家事業として「天平宝字の改修」が行われました。また、平安時代の「弘仁の改修」では僧 勤操(ごんぞう)が関わったとされています。
 第3ゾーンでは、奈良時代に行われた2回の改修に関する情報を詳しく解説しています。奈良時代の東樋(国指定重要文化財)や開発事業で使われたと考えられる道具類を展示しています。

行基坐像(複製)

 

古代の道具(左:鍬、右:鋤)
古代の道具(U字形の刃をつけた鋤)