狭山池博物館では、2001年の開館当初からボランティア制度を導入しています。2009年から大阪府・大阪狭山市・市民(狭山池まつり実行委員会)の三者協働による運営が始まり、その活動は、展示解説をはじめボランティア企画事業など、博物館のにぎわいづくり、魅力づくりへと広がりをみせています。地域とともに歩む博物館として、ボランティアは市民と博物館、来館者と博物館をつなぐ役割を担う、重要な博物館のパートナーです。

活動の紹介

① 常設展示解説 
 日本最古のダム式ため池「狭山池」の土木遺産がそのまま展示されています。
1400年の歴史が重なる堤、水を取り出す樋、堤の滑りを防ぐ木製枠工などをたどりながら、「治水」「かんがい」と土地開発の歴史などをわかりやすくご案内します。また、併設している大阪狭山市郷土資料館もご案内します。
 ボランティアによる解説は親しみやすく、わかりやすいと大変好評いただいています。

※展示解説は団体にも対応しています。    
※事前にご予約いただけます。→詳しくはこちら

② 部会活動 
 ボランティアが提案し、企画実施する自主的な活動です。それぞれ活動は、狭山池博物館の新たな魅力づくりに貢献しています。
■ボランティア企画展     → 活動内容はこちら
■水辺のイベント検討部会   → 活動内容はこちら
■狭山池歴史ウォーキング部会 → 活動内容はこちら
■来館者サービス向上部会   → 活動内容はこちら
■狭山池古文書をよむ会    → 活動内容はこちら

③ 学芸事業への参画
 絵画展、写真展、書道展の作品展示作業やイベント、講演会などの受付などを行います。

④ 勉強会・交流会
 ボランティア活動のスキルアップのため、研修などでの学び合いや情報交換、他館ボランティアとの交流を行っています。(不定期)
これまでの取組の例
・学芸員による「博物館の歴史と市民学芸員」の連続講座
・学芸員による「博物館展示論」連続講座
・滝畑ダム見学と河内長野観光ボランティアの皆さんとの交流
・熊取交流センター煉瓦館での藍染体験    など

⑤ 池博クリーン隊
 博物館周辺の草取りや、狭山池クリーンアクションへの参加をしています。

アーカイブ
・解説書部会
・恐竜おばさんのきょうりゅうのハナシ 連続講座

ボランティア募集について

 狭山池博物館では、ともに活動していただけるボランティアの皆さんを募集しています。
 詳しくはこちらをご覧ください。→ 狭山池博物館ボランティア募集について