昭和57年8月に豪雨が降り、大阪府南部で大規模な洪水が発生しました。
 とくに西除川流域では、3,000戸以上の家屋が浸水する大きな被害をうけました。大阪府では、西除川と東除川流域に暮らす人々の生命と暮らしを守るため、治水事業の計画を立てました。この計画の一環で、両河川の上流にあった狭山池のダム化工事が行われることになりました。昭和63年12月から行われたこの工事を「平成の改修」と呼んでいます。

狭山池ダムの構造(模式図)