中学生の職業体験【藤陽中学校】

職業体験今年度3校目は、
富田林市立藤陽中学校から6人の生徒がきています。

1日目
まずは狭山池博物館のことを知ってもらうために、
ボランティアさんに解説してもらいながら館内をまわります。

つづいて事務作業中。
こどもたちに配布するシートの準備など。
ン?手際がいい!サクサクと作業がすすみます。

2日目の今日は、博物館のわくわくイベント
「クリスマスリースをつくろう!」
に使う材料の用意をしました。

ツルを丸く巻いてリースの台を作るのですが― 
これがなかなか手ごわい!!
まず、上手く切れない。
特に太いツルはいうことを聞いてくれませんね。(笑)

午後からは受付体験です。
海外からのお客様に、どこの国から来られたのかを聞けるようにしてくる。
と昨日宿題を出しました。
無事ミッションは遂行できるのか・・・ドキドキ。

残念ー!受付体験の時間内は、海外からの来館者はなし。
かわりに英語の話せるボランティアさんに、
お客さんになりきって実習してもらいました。
「Where do you come from?」
「Welcome to Osaka!」
実践してもらいたかったなぁ。

2日にわたっていろいろなことを体験してもらいました。
より博物館を身近に感じてもらえたらうれしいと思います。
お疲れ様でした!

世界中の人々と出会える博物館《9月編》《10月編》

9月・10月は、いつも以上に多くの海外からの来館者を迎え、ボランティアも様々な国の方と交流をしました。その中の一日をレポートします!

============================

10月30日(木)

ドイツ人の建築家のご夫婦を案内しました。(来館者サービス向上部会で作成した)英語併記のガイドブックを持って一緒に回りました。フレンドリーな方たちで楽しくガイドができました。高野山へ行ってきたと話され、河内長野市の英文の観光パンフレットをお渡ししたら、河内長野で宿泊し、世話に成ったと話されました。

同時間に入館されたインド人のご夫婦が、喫茶室で偶然会われたこのドイツ人ご夫婦と一緒に、近つ飛鳥博物館へ行かれる事に成り、タクシーで向かわれました。

その後は静かでしたが、食事を済ませて入り口に戻ったら、タイからの若い二人が入館されていて、堤体付近を説明しました。ちょうどボランティアのもりさんが来館されたので、英語でのガイドをお願いしました。熱心に話を聞かれて、喜ばれていました。

14時10分頃水庭に出てみたら、11名の外国人が撮影タイムでした。中国天津からの建築家の団体で、25分からの滝を見てからの入館を勧めたところ水庭で待ってくれました。また、中国の音楽を携帯で鳴らして、水庭の周囲を音が走るのを体験してもらいました。

その後、水庭が賑やかであったので覗いてみたら、8名の団体が撮影タイムでした。話しかけたらフイリピンからの建築家の2家族でした。

 

 

雨の日には日本人は来られなくて寂しかったのですが、外国からの方が多く来られて良かったです。

来館者サービス向上部会  くりはら記

===============================

《9月》

 

 

 

 

 

 

韓国・中国・台湾・タイ・インドネシア・イタリア・USA・香港・スペイン・オランダ・フランス・フィリピン・カナダ・ドイツ・スイス・インド・ニュージーランド・英国・メキシコ・アルゼンチン・デンマーク・スリランカ・イスラエル・ネパール・チェコ・ベルギー・コロンビア

《10月》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カンボジア・グァテマラ・スコットランド・オーストラリア・ノルウェー・韓国・中国・台湾・タイ・インドネシア・イタリア・USA・香港・スペイン・オーストラリア・オランダ・フランス・フィリピン・カナダ・マレーシア・ドイツ・ポルトガル・スイス・インド・スロベニア・英国・メキシコ・アルゼンチン・デンマーク・スリランカ・イスラエル・バングラディシュ・ベトナム・チェコ・ベルギー

どっぷりたっぷり狭山池!【10月の狭山池歴史ウォーク】

10月13日(日)に1日狭山池と博物館を楽しむ「どっぷりたっぷり狭山池」を行いました。

午前中は「狭山池今昔~現在の狭山池と改修前の人々の暮らし~」をテーマに狭山池一周しました。

 

 

 

前日の影響もあり、出発時点では厚い雲に覆われていましたが、段々と晴れ間が広がっていきました。「やっさいこーりゃー」とだんじりのかけ声が、時おり堤にまで届いて聞こえました。

 

 

西除常用洪水吐きでは、狭山池の水量が増えていたこともあり、水が勢いよく落ちていました。

 

 

 

 

狭山池がダムであるということを、実感していただける場所です。

 

 

東屋で少し休憩をしながら、昔の狭山池と人々の暮らしについて説明がありました。龍神信仰、雑魚とりやモーターボート会場、さやま遊園地など、時代時代に狭山池と共にあった人々の暮らしの様子を、皆さん想像されたことと思います。

 

午後からは、少人数のチームに分かれて館内案内を行いました。午前中に狭山池をまわっていただいているからこそ、より館内の展示を深く理解していただけたと思います。

 

 

最後に、バックヤードツアーを行いました。普段見ていただけない博物館の裏側、搬入口や、特別収蔵庫を案内します。学芸員による説明に、皆さん興味津々でした。

 

 

********************

次回の狭山池歴史ウォークは11月10日(日)です。「続・狭山池をとりまく山々は何を語る-役行者・行基そして空海は・・・-」をテーマに狭山池を巡ります。参加お待ちしています!!

お申し込みはこちらをご覧ください。↓↓↓↓↓↓

「なるほど狭山池!狭山池歴史ウォーク2019」のご案内

英語版ガイドブック作成しました!

博物館ボランティア“来館者サービス向上部会”が構想から約1年をかけて、英語版ガイドブックを作成しました。小学生にも理解してもらえる、やさしい日本語と英語を併記しました。

 

 

 

できたてほやほや~!さっそく、今日から受付に置きました。

 

 

博物館を訪れる、海外からの来館者の方々のほとんどは、建築に興味を持って来られます。限られた見学の時間の中、建物だけでなく、展示物の価値や魅力を是非知ってほしいという思いで作成しました。

ボランティアガイドでの交流、そしてガイドブックも手に取ってもらい、これまで以上に狭山池博物館を楽しんでいただきたいと思います!

 

世界中の人々と出会える博物館! 《8月編》

少し報告が遅くなりましたが、先月8月も海外からの来館者の方との多くの出会いがありました。交流した様子を、来館者サービス向上部会メンバーがレポートします。

=======================

8月23日。6人の来館者があった。フィリピンの建築を学ぶ男性の家族でガイドを受けてくれた。説明に驚いたり頷いたり質問を挟んだりガイドをしていて楽しい。安藤コーナーからさらには大阪狭山市の資料室まで足を運んでくれた。記念に狭山池のダムカードを渡すと丁寧に礼を言ってくれた。H・M記

 

=======================

その他、来館者サービス向上部会メンバーが、6月に案内・交流させていただいた、海外からの来館者の皆さんです。

ノルウェー・オーストリア・ベルギー・ロシア・スロベニア・スウェーデン・インド・ドイツ・マレーシア・フィリピン・フランス・オランダ・スペイン・香港・USA・イタリア・インドネシア・タイ・韓国・中国・台湾など

災害パネル展を開催しています【狭山池博物館】

台風といえば9月、というのはもう古すぎる常識になってしまいました
毎年のように大きな台風が時期を問わずたてつづけに発生しては
風水害の痛ましいニュースを見ている気がします

現在、狭山池博物館の一階第五ゾーンでは、
「災害パネル展」を開催しています。

大阪府に起こった災害の年表と、
平成29年・30年の被害状況、復旧の様子などをまとめて御覧いただくことができます。

狭山池平成の改修のきっかけとなったといわれる昭和57年台風では、
狭山池下流の西除川が氾濫し、堺市・松原市などで床上浸水1万戸以上、
死者8人を出す大きな災害になりました。

以降、狭山池下流の西除川は北から順に
30年にわたり改修が続けられ、
やっと南海高野線の北野田あたりまで来ているとのことです。

さて、
今年の6月から、警戒レベルを用いた避難情報発令等の運用が
はじまっています。
これは何かというと、
避難のタイミングを警戒レベル1から5までに分類
市町村から「4」が出されたら、全員避難!というものです。

こちらに詳しい解説があります(警戒レベルに関するチラシ(大阪府) [PDFファイル/887KB])

このような自治体からの情報に加えて、
今は自分に必要な情報を、自分で取りに行ける時代です。

私は狭山池の下流域に住んでいますので、
豪雨のときは、河川カメラと狭山池の水位をチェックしています。

たとえばこちらは、狭山池直下でいちばん大きい堰、野田井堰近くのカメラです。

http://www.osaka-pref-rivercam.info/sensyu/1009.html
(大阪府河川カメラ/大阪府河川室)

そしてこちらが、狭山池の水位

http://www.river.go.jp/kawabou/ipDamKobetu.do?init=init&obsrvId=0691300700004&gamenId=01-1004
(川の防災情報/国土交通省)

これらは災害が起こる寸前にあわてて探すのではなく
事前に備えておいて損はありません。

個々人が自分にあった情報を組み合わせてもっておくことで
被害を少なくすることができるかもしれません。

「災害パネル展」は9月25日(水)まで!

ぜひ、ご覧ください。

博物館実習の成果、展示しています。

8月もいよいよ最終週、毎日のように昆虫展にきていた子どもたちの声が聞こえなくなりました。

先週狭山池博物館では、学芸員資格取得のための博物館実習が行われ、10人の学生が学んでいました。

まずは展示を知る。狭山池博物館の展示解説
撮影を見学

収蔵庫で台帳づくり

5日間の実習では、博物館の展示、空調・照明などの管理運営、地域連携、博物館史料の扱いや台帳のつくり方、保存処理の話、ワークショップのサポートなど忙しい毎日を過ごしました。
自分たちでとった拓本を展示に!

ボランティア募集のための課題解決ディスカッション

成果として、展示手法を知り、パネル作成からその実際を行う「令和元年度博物館実習展」を現在、狭山池博物館1階の第5ゾーンに展示しています。

2つのグループに分かれて行ったそれぞれのテーマは

・令和元年度特別展「樹木年輪と古代の気候変動」開催予告展示『日本書紀』の気候変動記事

・江戸の柄鏡の世界

です。

9月中は展示しています。ご来館の折はぜひ、御覧ください。

昆虫ワークショップで来館者とふれあいました

学芸員の仕事は狭き門です。
でもこの仕事は、人の生きてきた道・誇りを次世代につなぐことができる、すばらしい仕事だと思います。

資格が取れたらぜひ、戻ってきて、狭山池の価値を伝えてほしいなぁ。
待っていますよ!!!!

今日(8月)は年に一度の水庭クリーンアクションの日! 狭山池博物館

狭山池で毎月行われているクリーンアクション、
8月だけは恒例となっている「狭山池博物館の水庭清掃」です。

今日はあいにくのお天気にもかかわらず
大勢の人が参加してくださっています。

みなさんデッキブラシを手に水庭の上段部分からゴシゴシ。
 

 

博物館ボランティアスタッフは高圧洗浄機で汚れを落としていきます。

時折強い雨が降ってきたり・・・

みなさん雨の中の作業ご苦労様でした。

こうしてたくさんの地域の方々やボランティアさんによって狭山池や博物館は美しくたもたれているんだなぁと地元愛を感じました。ジーーーン(*^-^*)

 

■狭山池クリーンアクションは毎月1回、第4土曜日に行われています。
次回は9月28日。午前10時 狭山池管理棟(鳥居前)集合です。

 

つつみ

 

 

フレッシュコンサート(8/24)昆虫展ワークショップ(8/25)開催 狭山池博物館

まだまだ残暑がきびしい夏休み後半、
お盆休みの疲れもでてくるころですね。
そんな疲れを癒しに
博物館でゆっくりと時間を過ごしてみるのもいいですよ (^^♪

~~歌を聴いてリフレッシュ~~

■フレッシュコンサート 2019 マミーボイスアカデミー
8月24日(土) 13時30分~15時 (開場13時)
狭山池博物館2階 ホール 定員126名 (当日先着順) 無料

 

~~夏休みの宿題に間に合うかも!~~

 

夏季企画展 「昆虫の色」(9/1まで)
■ワークショップ「昆虫の工作」
令和元年8月25日(日)13時~15時30分
(随時参加可能)
狭山池博物館2階ホール 無料
小学3年生以下は保護者同伴

 

こども絵画展は8月25日(日)までです。

 

つつみ

 

わくわくイベント「日光カメラをつくろう!!」報告:狭山池博物館

土曜日は、狭山池博物館のわくわくイベントで一番人気の企画 「日光カメラをつくろう!」がありました。 今回も約4倍のご応募に感謝。

はじまりました!

講師は当館ボランティアで、
昭和のカメラコレクターで、おもろい風景研究家(勝手に名づけています)の
郡紀之(こおりただし)さんです。

郡紀之さん

 

ToDoリスト

この日光カメラをはじめてもう5年、
最初は牛乳パック+虫眼鏡のレンズからスタートしたこのカメラは、
3年目から●ップスターの容器に変更、よりカメラらしさを獲得し、
本年でついに!終了となりました。

●ップスター食べ過ぎ注意!

このカメラで使用する印画紙は、
熱で現像する「コピアートペーパー」という特殊な紙です

ピント甘めも味

この紙は惜しまれながら二年以上前に廃盤になり
いよいよ手持ちもなくなってしまいました。
(つまり今回で本当に最後の最後の最後なのだ)

ピントがあえば、キリッと撮れますぞ

カメラの組み立てが終わったら
おおっ!

スクリーンにはさかさまの光景がうつっています

映ってる!逆さまや!なんで?逆さまの世界や!

カメラの原理は中学2年生で習うんだとか。
「そのときこのカメラを思い出してくれたらうれしいです」
と郡さん

水庭へ!

さぁ、水庭へみんなで移動して撮影です

今日は晴天なので、30分ぐらいかなーーー
お天気によって露光時間を調整するのも面白いところです

ずらっと並んだカメラたち

飛んで行かないようにマグネットにカメラを固定したら
ホールへ帰って、フォトフレームに色塗り!

はい!30分たったら
取りに行って、アイロンで現像します。

どうですか

熱をかけると・・・
あっという間に像が浮かび上がりました。

完璧です!

5年目にしてはじめて、
30人全員が何らかの像を印画紙に焼き付けることに成功!
(これまでは毎年一人か二人、露光オーバーで真っ白になっていました)
ホッとしたと同時に、寂しさも・・・
郡さん、参加されたみなさま、おつかれさまでした。ありがとうございました。

きれいに撮れました!!

これからも狭山池博物館では ものをつくる楽しみを味わい、いろんな興味の入り口にしてもらえるような事業を 企画していきます。

どうぞお楽しみに!