令和2年度特別展「発掘された土木技術 大和川流域の開発と水制」の開催について

 今年の秋の特別展では、「水制(すいせい)」を中心に、大和川流域の開発の歴史を紹介します。
 水制とは、治水を目的とする河川構造物のひとつです。約1600年前の古墳時代には出現しており、その後、昭和の中頃まではよくみられた構造物でした。とくに、近世以降の古文書や絵図などに水制が記されており、日本各地の河川には様々な形の水制が設置され、川の流れを制御していました。
 大阪平野の開発にあたって治水は重要な課題で、とくに大和川流域では古墳時代から様々な水制が存在しました。本展では、水制の歴史をたどりつつ、大和川流域の開発を紹介します。

 会期  令和2年10月10日(土曜日)から12月6日(日曜日)まで

 場所  狭山池博物館 1階特別展示室

 入館料  無料

 歴史セミナー
   第1回 10月25日(日曜日)午後2時~午後3時30分
     矢内一磨氏(堺市博物館学芸員)「大和川筋図巻を読み解く」

   第2回 11月21日(土曜日)午後2時~午後3時30分
     山田隆一(当館学芸員)「大和川流域の開発と水制」

   各回共通
    場所  狭山池博物館2階ホール
    定員  60名(事前申込が必要。応募多数の場合は抽選を行います。)
    参加費  無料
    申込締切  令和2年10月10日(土曜日)必着
    申込方法
     ・往復はがきをご利用の方
       1通につき1名の申込となります。往信用裏面に①氏名、②住所、
      ③電話番号、④開催日(2回とも、あるいはどちらかの日付)をご記入
      ください。返信用表面には、申込者の郵便番号、住所、氏名をご記入く
      ださい。
       宛先は「特別展歴史セミナー担当」あてとなります。
     ・Eメール
       往復はがきと同様に、①~④の内容をご記入の上、下記アドレスへ
      メールをお送りください。
       oubo@sayamaikehaku.osakasayama.osaka.jp

チラシ(表)
チラシ(裏)

(9月2日更新)
(9月20日更新)