平成29年度 市制施行30周年記念特別展「行基伝承 -受け継がれた記憶―」
- 期間平成29年(2017)9月30日(土)~平成29年(2017)10月29日(日) 会期30日間(内 開館日数 26日間)
- 会場 大阪府立狭山池博物館 特別展示室
- 主催 大阪狭山市 大阪狭山市教育委員会
- 後援 大阪府教育委員会 南海電気鉄道株式会社 泉北高速鉄道株式会社
- 趣旨平成29年10月1日、大阪狭山市は市制を施行して30年を迎えます。これを記念し、 奈良時代に狭山池院と尼院を建立し市のシンボルである狭山池を改修した行基を取り上げた 展示を、大阪狭山市、大阪狭 山市教育委員会が開催します。本市においては、狭山池にかか る行基伝承が残り、大阪狭山市民にとって行基は身近な存在です。そのため平成5年に郷土 資料館で「行基と狭山池」、平成15年には狭山池博物館で「行基の構築と救済」と題して 特別展を開催してきました。今回は「行基伝承」をメインテーマとした展示を行うもので、 大阪狭山市とその周辺地域に残された行基伝承を中心として、行基の生涯の事跡と、行基 伝承の基となった中世の行基信仰を合わせて紹介するものです。
- 構成
大僧正行基 行基の生涯と社会事業について
行基信仰から伝承へ 中世の行基墓誌の発見を中心に行基信仰の様相
狭山での行基伝承 大阪狭山市域で語り継がれてきた行基伝承について
絵巻に見る行基伝承 北摂と和泉の寺院に残された絵巻から行基伝承の様相
- 特別記念講演会
9月30日(土)
「行基信仰の美術」
吉原 忠雄氏(元大阪大谷大学教授)
10月14日(土)
「行基の記憶ー衆生救済をめざしてー」
櫻木 潤氏(高野山大学助教)
10月21日(土)
「中世・近世の行基信仰の諸相」
吉井 克信氏(大阪府立狭山池博物館・大阪狭山市郷土資料館副館長)
- 連絡先 大阪狭山市教育委員会教育部歴史文化グループ