【2/8より開催】令和6年度スポットテーマ展「阪神・淡路大震災30年 遺跡からみる災害と復興」について
兵庫県内を震源とし大阪府内でも甚大な被害をもたらした阪神・淡路大震災が発生してから、令和7年1月17日で30年となります。また、平成30年発生の大阪府北部地震や台風21号襲来も記憶に新しく、今後高い確率で南海トラフ地震の発生が予測されるなど、私たちは大地震や台風などの自然災害とは切っても切れない関係にあります。
これまで、大阪府教育委員会や(公財)大阪府文化財センターが、大阪府内の遺跡で行った発掘調査では、時に、地震による噴砂、水害による土砂の堆積など様々な災害の痕跡や、災害に見舞われた後も屈することなく、その地に新たな住居や水田を復興している様子等を見て取ることができます。 このたび当館では、阪神・淡路大震災から30年を迎えることを受け、遺跡に残る過去の人々が直面した災害と復興の痕跡を紹介することにより、「防災」について考えるきっかけの一助となればとの思いから、スポットテーマ展「阪神・淡路大震災30年 遺跡からみる災害と復興」を開催いたします。
会 期
令和7年2月8日(土)~3月23日(日)(2月17日(月)~2月25日(火)の間はメンテナンス作業のため休館)
会 場
大阪府立狭山池博物館 第5展示ゾーン
主 催
大阪府教育委員会、公益財団法人大阪府文化財センター、大阪府立弥生文化博物館、大阪府立近つ飛鳥博物館、大阪府立狭山池博物館
講演会
令和7年2月9日(日)14時~15時30分(開場は13時30分) 於大阪府立狭山池博物館2階ホール(無料・定員126名・事前申込不要)
講師 禰冝田 佳男(大阪府立弥生文化博物館館長)
タイトル 「自然災害と日本人~我々の祖先は災害からどのように復興してきたのか~」
講演会終了後、展示会場にて展示解説を行います