特別展は12月4日(日)まで!狭山池博物館

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あっというまに秋が過ぎ、、、、
平成28年度秋季特別展が最終日を迎えようとしています。

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本当にたくさんのお客様に来ていただいております。
期間中開催の歴史セミナー、シンポジウムも毎回大盛況でした。

その第1回歴史セミナーを受講した当館博物館ボランティアさんより感想が届きました。

《開催日は10月16日、講師は大阪府教育庁の岡田賢氏と狭山池博物館の西川寿勝学芸員です。
岡田氏からは蔀屋北遺跡の発掘成果について、詳しい説明がありました。
配布資料も詳細な内容で、とても勉強になります。
西川学芸員からは、渡来人はどのような人かなど特別展に関する諸問題について説明がありました。
その中で、当時の土器の分類を表す言葉に触れられました。
「韓式系土器」「陶質土器」「須恵器」「渡来系土器」といった、言葉です。
これらは特別展の解説パネルにも出てきて、その違いや使い分けがよくわかりませんでした。
それで、ここですっきりと説明してもらえるものと期待しました。
ところが何しろ千数百年前の物なので、土器を分類しようにもわからないことが多いそうです。
その分類しきれていない土器の一群を、うまくまとめられる名前を付けようと苦心したようです。
その結果、違いがよくわからないいろいろな言葉ができたということのようでした。
この状況を西川学芸員は、大阪の双子の芸能人マナカナのおふたりに例えられました。
つまり土器の分類がわからないのは、どちらがマナさんでカナさんかわからないのと同じだそうです。
わからないことを説明する例えがわからないのですが、わからないのだということはわかりました。
それで西川学芸員は、マナカナのファンなのですか。
次に講演される時は画像ではなく、ご本人を呼んできてご共演いただきたいですね。》

さてその後、西川学芸員からは、
《マナカナさんについては、みなさんその見分け方をそんなに知らないものと思っていましたが、メールで教えてもらうなど、意外や 見分けにくいものの、その方法はいろいろあることを知りました。
・・・渡来系土器よりも見分けやすいようです。》とのコメントをもらいました!

ご覧でない方は、ぜひお越しください。
また好評をいただいてます展示図録、おかげさまで販売予定数も残り少なくなりました。
ご入用の方はお早めに!

もろこ