第12回 写真展の表彰式がホールにて行われました。
どの作品もその一瞬一瞬に思いが込められているようで、素敵な物語が聞けそうです。
★第12回 写真展受賞作品集の絵はがきは受付にて販売中★
全6作品(館長賞1作品 優秀賞5作品)
¥300(税込)
第12回 写真展
「狭山池と狭山池博物館を写す」
は令和2年7月12日(日)まで開催
狭山池博物館 1階 特別展示室
つつみ
第12回 写真展の表彰式がホールにて行われました。
どの作品もその一瞬一瞬に思いが込められているようで、素敵な物語が聞けそうです。
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全6作品(館長賞1作品 優秀賞5作品)
¥300(税込)
第12回 写真展
「狭山池と狭山池博物館を写す」
は令和2年7月12日(日)まで開催
狭山池博物館 1階 特別展示室
つつみ
狭山池の古い写真を見せてもらいました。
うつっているのは、当時西池尻にお住まいだった立辻さん。
写真には
「昭和29年8月8日 僕等の水泳場狭山池にて」
と書き込みがあります。
疎開のため西池尻へ来たという立辻さんは、昭和10年代~20年まで、
狭山で一校しかなかった国民学校(現大阪狭山市立東小学校)に通っていました。
夏は狭山池でよく遊び、取水塔から水が出ていくゴウゴウという音を覚えている、
取水口に吸い込まれた人もいた。
また、釣りもよくしていた。博物館にある石樋・木樋もそこらじゅうにあって、自分たちの遊び場だった。と話されます。
昭和23年ごろから北村地区へ奉公に行き、
戦後の混乱期で大変な思いをされたこと、
戦時中さやま池遊園(現さやか公園)に芋畑をつくった話、
狭山池にはしょっちゅう「どざえもん」があがり、
女はあおむけ、男はうつむけに浮くと言われていた・・など
立辻さんのお話はつきません。
今も近郊にお住まいで、狭山池をよく散歩しておられるとのこと。
この写真に写っている「大正・昭和の取水塔」は、
当時としては珍しい鉄筋コンクリート製で、
狭山池の風景を象徴する取水施設でした。
今は博物館の第五ゾーンで当時の姿のまま展示されています。
ご来館の際はぜひ、御覧ください。