【報告】狭山池 池底&博物館ツアーを開催しました

11日(日)は狭山池 池底&博物館ツアーを開催いたしました。

 

大阪狭山市では前日夜に少し雨が降り、開催を心配いたしましたが池底の様子も大きく変化せず、抽選で当選された約200人が参加されました。

 

池底から見る景色をお楽しみいただけたでしょうか。

今年は辰年、龍神さん頼みますと手をあわす人も。

狭山池を見てから館内をガイドしています。


大変わかりやすいと好評です。

狭山池はまた3月から水をためるため、龍神淵とはしばらくのお別れとなります。
また来年、お会いいたしましょう。

【自然のおくりもの】リースづくりを行いました

26日の日曜日は、狭山の副池自然づくりの会 麻植陽子(おえ・ようこ)さんを講師に招き、恒例のリースづくりを行いました。

「年中飾れるナチュラルリース」と名付けられた花材たっぷりのリース、同じ花材なのに作り手が違うといろんな表情が見えます。

なごやかな雰囲気のなか、みなさん素敵なリースができました。

副池では来週の土曜も麻植さんのワークショップがあるそうですよ。

くわしくは大阪狭山市広報12月号

https://www.city.osakasayama.osaka.jp/machizukuri_shisei/koho_kocho/4/6/6430.html

市民活動のページをご覧ください。

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今日は12月9日(土)に開催される

Grace Note ゴスペルナイトの音響リハがありました。

いつもの博物館でちょっと珍しい光景が見られました。

このコンサートにあわせて、当館は午後8時まで開館を延長します。

こども連れにも優しい、うろうろしていても大丈夫なコンサートです。

どうぞお誘いあわせのうえ、お越しくださいね。

予約は必要ありません。直接博物館へお越しください。

【開催案内】富田林支援学校の美術展をぜひ、ご覧ください。

好評開催中の富田林支援学校高等部の美術展は
ご覧いただけましたか。

2年目の開催となる本展では、
趣向を凝らした作品が129点出品されています。

どれも見ごたえがあり、
時間をかけて制作されたことがわかります。

昨日はご担当された先生にお越しいただき、
その趣旨や作品展に対する想いを伺う機会を得ました。

コロナ禍で、行事なども中止になり授業も制限されるなか
毎年夏休みに開催されていた
大きな美術展がなくなってしまったこと、
生徒が力を発揮できる場をつくりたい、
閉塞感をプラスに変えたいとの思いで、
校内でチームをつくって開催に取り組まれたそうです。

狭山池博物館なら学校からも近い、
スケール感のある建築のおもしろさもある、
より多くの人に見てもらえるなど考慮し、
開催場所を当館に選んでいただいたそうです。

会期中には生徒の見学もあり、美術指導における
考える→つくる→展示し鑑賞する
という行程を経ることで目標をつくり、
身内の方がただけではなく、多くの人が作品を見るのだということを知ってほしい。
とおっしゃっていました。
お忙しいなか、お時間を頂戴し、本当にありがとうございました。

会期は10月9日まで。
ご観覧の際はぜひ、アンケートにもご記入をお願いいたします!

8月26日(土)は水庭クリーンアクション

毎月第4土曜日に狭山池で実施されてるクリーンアクション

8月は毎年恒例となる狭山池博物館の水庭清掃です

去年(2022年)のクリーンアクションの様子

普段は入れない水庭に足を浸けてブラシでゴシゴシ💦
非日常体験をあじわいながらみんなでお掃除するのも楽しいかも(^^♪

集合は午前10時
狭山池博物館 1階水庭 です
濡れてもよい服装で暑さ対策をしてお越しくださいね

 

水庭クリーンアクションで一汗かいた後は

涼しい~博物館でポイントラリーにチャレンジ!

 

 

さんか賞ももらえますよ!

「さやまいけはくぶつかんポイントラリー」は
8月27日(日)までです

開館中いつでも受付(入館は16:30まで)

 

つつみ

【開催案内】令和5年度(9~1月)なるほど狭山池!狭山池歴史ウォーク

博物館ボランティアが狭山池一周2,850mを案内します。1,400年を超える歴史をたどりながら、狭山池を再発見しませんか!

■開催日時とテーマ

9月10日(日)10時~12時
「狭山池ぐるっとまわってまるわかり ~記念碑と説明板をたどる~」
狭山池には、史跡名勝(大阪府第1号)の碑など多くの石碑が残されています。これらの碑や説明板をたどり、狭山池の魅力を探ります。

10月 8日(日)10時~12時
「狭山池今昔 ~平成の大改修と水の恵みを活かした人々の暮らし~」
平成の大改修の重要ポイントと狭山池の水の恵みを活用した当時の人々の暮らしをわかりやすく、楽しくご案内します。

11月12日(日)10時~12時
「狭山池を改修 僧行基 ~人々のために活動し、人々に慕われた行基さん~」
行基さんは天平3年(731)に狭山池を改修しました。後に「菩薩」とも呼ばれた行基さんについて、池を巡りながら、語ります。

12月10日(日)10時~12時
「はるか古(いにしえ)を訪ねる ~狭山池と周りにくっきり見える山脈~」
狭山池からは、金剛、葛城などの山並みを望むことができます。古代から変わらない周囲の山々の風景とその歴史を楽しんで下さい。

1月14日(日)10時~12時
「飛鳥時代から生き続ける 狭山池浪漫 ~newyearに歩き愛です。(あるきめです)~」
新年を迎え、飛鳥時代から生き続けてきた狭山池を歩きながら、時代風景を描き、偉人たちの息吹を感じて頂きます。

■対   象:どなたでも
■定   員:各回15名(先着順)
■参加費:無料
■申し込み方法:
実施日前月の1日午前10時から応募開始。
参加希望日・住所・氏名・年齢・電話番号を書いて、ファクシミリ・電子メール、直接来館にてお申し込みください。
休館日は直接来館でのお申し込みができませんのでご注意ください。

■申し込み先:
大阪府立狭山池博物館「狭山池歴史ウォーク」宛て
〒589-0007
大阪府大阪狭山市池尻中2丁目
FAX 072-367-8892
E-mail sayamaike.walk@gmail.com

■その他
・小雨決行いたします。また急な悪天候などによりプログラムを変更する場合が ありますので、あらかじめご了承ください。
・小学校4年生以下のお子さんは必ず保護者同伴でお申し込みください.
・万一事故等が発生した場合は、傷害保険の範囲内での対応となります。

【なつやすみ】日光カメラをつくろう・さやまいけはくぶつかんポイントラリー

ポイントラリー・日光カメラのチラシ【さやまいけはくぶつかんのなつやすみ2023】

狭山池博物館では、体験を通じてこどもたちに、より狭山池に親しみ、博物館の展示や・環境への興味のきっかけを提供することを目的に「わくわくイベント」を開催しています。

今夏は「さやまいけはくぶつかんのなつやすみ2023」と題し2つのイベントを行います。
ぜひ、ご参加ください。


❶ さやまいけはくぶつかんポイントラリー
博物館敷地内に設置されているポイントをまわって、狭山池に関するクイズにこたえたり、スタンプを押しながら博物館を楽しもう!
申込不要・期間中いつでも受付(入館は午後4時30分まで)
台紙は博物館受付で配布します。
日 時       令和5年7月15日(土曜日)から8月27日(日曜日)まで
場 所       狭山池博物館敷地内など
対 象       どなたでも


❷ 日光カメラをつくろう
日光カメラを手作りして、さつえい、げんぞうしてみよう。(お天気が悪い場合はカメラ製作のみ行います)
日 時       令和5年7月22日(土曜日)
午後1時30分から2時間程度(1時受付開始)
場 所       狭山池博物館2階ホール
材料費  300円(実費)
対 象   小学生以下(小学校3年生以下は保護者同伴)
定 員   20人(事前申込制。応募多数の場合は抽選)
応募締切   7月7日(金曜日)


【申し込み】
メールまたは往復はがきに、
1,「日光カメラ」申込み
2,参加者の氏名 / 学校名 / 学年 / 代表者の住所 / 電話番号
を記入のうえ、下記までお申込みください。
※1はがき(メール)につき3名まで(4名以上は無効)
※1グループ1通まで・応募者多数の場合は厳正な抽選のうえ、当落を通知します。

〒589-0007
大阪狭山市池尻中2丁目
大阪府立狭山池博物館 わくわく「日光カメラ」担当

専用メールアドレス
oubo@sayamaikehaku.osakasayama.osaka.jp

「ため池ものがたり」開催までのストーリーその6【狭山池博物館】

開催中のボランティア企画展「ため池ものがたり」
シリーズ「開催までのストーリー」の最終回をお届けします。

【展示計画とため池さんの登場】
9回目の開催となるボランティア企画展
展示までの行程のひとつが「展示計画」です。

何を・どこに・どのくらいのスペースを使って配置したいのかを持ち寄り、何度も話しあい、おおよその自分のスペースが決まったら図面にしてみます。

本展では各章に担当がつき、与えられたスペース内に何を置くかはあまり制限していません。

図面は手書きの人、エクセルで作る人さまざまですが、これをもとに仮写真を印刷し、実際に置いてみて、文字が読めるか、意図が伝わるかなどチェックをします。

このような慎重で時間のかかる作業を通して、みんなで作り上げる展示に育っていきます。

展示室をよく見ると、コーナーごとにレイアウトや伝え方が全く違うことに気がつくかもしれません。統一感をもたせるようデザインしていますが、実際にはコーナーごとにかなり個性があるのです。そんなところもボランティア企画展ならではで、見ていただきたいポイントです。

最終章のオチはいつもとても苦労するところです。

伝えたいことの中から共通するところを抽出し、話しあい、誰かが文章を作って、それを直してという流れの中で、一人称を「ため池」にするという意見が出ました。
メンバーはすでに「ため池側」の人たちになっていたようです。

かくして、オチのパネルは「ため池さん」のセリフになりました。どうぞ会場でご覧ください。

「ため池ものがたり」残すところあと8日になりました。会期は7月2日(日)まで。
どうぞお見逃しなく!

「ため池ものがたり」開催までのストーリーその5【狭山池博物館】

開催中のボランティア企画展「ため池ものがたり」
シリーズ「開催までのストーリー」の第5弾をお届けします。

【開始126日前】
第一章の「狭山池の一年」では、農家さんの一年も紹介しています。
狭山池の水を利用している38の水利組合のなかから、一軒の農家さんを取材させてもらいました。

狭山池から出た水は、小池・孫池と水下を潤します。田畑のことはもちろんですが、各池の管理や活用・水路の保守なども、農家さんたちの仕事になります。

企画展「ため池ものがたり」は残すところあと9日になりました。

会期は7月2日(日)まで。どうぞお見逃しなく!
シリーズは続きます。

「ため池ものがたり」開催までのストーリーその4【狭山池博物館】

開催中の企画展「ため池ものがたり」もうご覧いただけましたか。
シリーズ「開催までのストーリー」の第4弾をお届けします。

【開始197日前】兵庫のため池看板集め:兵庫へ行った我々がとても感心したこと、それは「看板」でした。道路からでも池があるということがすぐにわかる、しかも池の名前がわかるのです。

これはとても驚きでした。池が大切にされている!と我々が感じた看板コレクションをお届けします。

ちなみに第二章「東播磨地域の水のネットワークとため池群」の担当者は7回も兵庫へ取材に行ったそうですよ。
今では当館イチ東播用水のことを知っていると胸をはります。

【ため池版画展】

本展にあわせ、ため池をテーマにした版画を募集したところ、8点のご応募をいただきました。
作者のコメントもあわせて「ため池ものがたり」展示室内で展示しています。ぜひ、ご覧ください。

「ため池ものがたり」会期は残すところあと10日になりました。

7月2日(日)まで。どうぞお見逃しなく!
シリーズは続きます。

「ため池ものがたり」開催までのストーリーその3【狭山池博物館

開催中の企画展「ため池ものがたり」もうご覧いただけましたか。

シリーズ「開催までのストーリー」の第3弾
今回は開催約一年前のできごとをお届けします。

【開始358日前】今回の企画展開催にあたって、多くのため池をたずね、話を聞かせていただきました。この日私たちは日本で一番ため池の多い地、兵庫を訪ねていました。

行程は昆陽池→御坂サイフォン橋→練部屋分水所→淡山疎水・東播用水博物館→加古大池→天満大池

まずはため池100選に選ばれた昆陽池です。行基つながりで久米田池とともに紹介しています。

ここへきて池以外のことがとっても気にかかる一同
この樹はラクウショウ(落羽松)で奇妙な根が出ています。

湿地では酸素が少ないのでこうした気根が根元周辺にニヨキニョキと出て樹に空気を送っているそう。

 

ここからは東播用水土地改良区の福田さん・兵庫県東播磨県民局の長谷坂さんにお話を伺います。

御坂サイフォンを見学。水を通す努力が壮大すぎます。画像の赤丸の場所に水をつなぎます。途中川があります。水はいったん下がり橋の中をとおり、坂をかけあがります。展示だけでなくぜひ、現場も見ていただきたい場所です。

明治24年につくられた「練部屋分水所」
この円筒分水施設では淡河川(おうごがわ)と山田川から水を集め、4つの地域へ正確に配水しています。

このような構造の配水施設は各地にあり、今でも使用されていることから、公平な水の配分の答えのひとつと考えられ、その機能美とも相まってファンの多い土木遺産です。

天満大池 築造は白鳳3年(675)と伝わる兵庫で最も古いため池です。池の北側に位置する天満神社の秋祭りは有名で、神輿を天満大池に投げ込んで担ぐという勇壮なものです。


加古大池 兵庫最大のため池で、野鳥や水生植物の観察のほかウォータースポーツや釣りもできる、「開かれたため池」といった言葉がぴったりの場所でした。展示ではため池のネットワーク「いなみ野ため池ミュージアム」も紹介しています。

「ため池ものがたり」会期はあと二週間になりました。7月2日(日)まで。どうぞお見逃しなく!

シリーズは続きます。