国際水圏環境工学会アジア・太平洋地域部会水遺産賞を受賞!狭山池

玄鳥去 -つばめさる-
ようやく秋を実感するこの頃。狭山池北堤にも散策を楽しむ人が戻ってきたような。。この夏なにせ暑かったですから~。

狭山池が!!
第22回 国際水圏環境工学会アジア・太平洋地域部会(IAHR-APD)において「国際水圏環境工学アジア・太平洋地域部会水遺産賞」を日本で初めて受賞しました!

受賞にあたって狭山池が高く評価されたのは、、、

①インド・スリランカから中国・韓国経由で仏教とともに伝来した「ため池文化」の帰着点としての文化価値
②ため池の水を取水する「東樋・中樋・西樋」などの築造当時の施設の技術の先駆性
③親池(狭山池)から子池、孫池に水を分配する「連珠式」導水システム

狭山池博物館には
「東樋・中樋・西樋」の当時のホ・ン・モ・ノが展示されていて、すぐ間近で実物を見ていただけます。
導水システム、博物館の展示で詳しく説明しています。
そして今なら!!
開催中の企画展で、狭山池の水の流れをたどる「水風景」までご覧いただけます!!なんていいタイミング!
コチラ⇩⇩

ボランティア企画展「河内平野の水風景」
8月29日~9月27日(日)
狭山池博物館1階 特別展示室

狭山池のすばらしさを再認識!この連休は、ぜひ狭山池博物館へ。

ーーーところで この賞って、どんな賞??

国際水圏環境工学会アジア・太平洋地域部会(IAHR-APD)が「恒久的」かつ「国際的に重要」と認められる水施設に対して授与される賞です。2016年に創立。

今年は国際会議の開催国である日本から、大阪狭山市の狭山池、金沢市の辰巳用水、北海道の石狩川流域の治水・利水施設群の3件が選ばれました。
日本での開催は1988年京都に続き二度目。
開催国において重要と認められる水施設であり、現在も共用されているアジア特有の水技術を活用した水施設をIAHR-APDが選定したもの。
第1回受賞は、スリランカ(2016年)
・伝統的な「ため池」における放流量調整施設
(Bisokotuwa)

です!!

もろこ

 

 

 

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