11月8日(日)に狭山池歴史ウォークを実施しました。雨が降ったり、やんだりの状況でしたが、晴れた日には見ることのできない景色を楽しむことのできたウォークとなりました。
今年も池干しが行われるため、水位が随分と低くなっています。普段は水に隠れている龍神ぶちが見えてきました。
南の堤の池への入り口にある「狭山池の記」の石碑をご存知でしょうか。知らずに通り過ぎるひともたくさんおられるのではないかと思います。
大阪狭山市出身の考古学者末永雅雄博士(文化勲章受章・大阪狭山市名誉市民)による狭山池の顕彰碑です。石碑の最後には「築造以後長い世代に亘り農業生産への寄与と池を守り続けてきた郷土の努力によって狭山池は今なお日本池溝史を飾る」という文章が書かれています。この石碑は大変わかりやすく、狭山池の功績を現在そして未来へと伝えてくれているのではないでしょうか。
さまざまな景色を見せてくれる狭山池ですが、小雨交じりの今回のウォークもまた格別だったと思います。
そして、今回は大阪狭山市市民活動支援センター主催の「まちづくり大学」の事業から、ボランティア体験講座に参加されている方が活動体験として来てくださいました。