土曜日は、狭山池博物館のわくわくイベントで一番人気の企画 「日光カメラをつくろう!」がありました。 今回も約4倍のご応募に感謝。
講師は当館ボランティアで、
昭和のカメラコレクターで、おもろい風景研究家(勝手に名づけています)の
郡紀之(こおりただし)さんです。
この日光カメラをはじめてもう5年、
最初は牛乳パック+虫眼鏡のレンズからスタートしたこのカメラは、
3年目から●ップスターの容器に変更、よりカメラらしさを獲得し、
本年でついに!終了となりました。
このカメラで使用する印画紙は、
熱で現像する「コピアートペーパー」という特殊な紙です
この紙は惜しまれながら二年以上前に廃盤になり
いよいよ手持ちもなくなってしまいました。
(つまり今回で本当に最後の最後の最後なのだ)
カメラの組み立てが終わったら
おおっ!
映ってる!逆さまや!なんで?逆さまの世界や!
カメラの原理は中学2年生で習うんだとか。
「そのときこのカメラを思い出してくれたらうれしいです」
と郡さん
さぁ、水庭へみんなで移動して撮影です
今日は晴天なので、30分ぐらいかなーーー
お天気によって露光時間を調整するのも面白いところです
飛んで行かないようにマグネットにカメラを固定したら
ホールへ帰って、フォトフレームに色塗り!
はい!30分たったら
取りに行って、アイロンで現像します。
熱をかけると・・・
あっという間に像が浮かび上がりました。
5年目にしてはじめて、
30人全員が何らかの像を印画紙に焼き付けることに成功!
(これまでは毎年一人か二人、露光オーバーで真っ白になっていました)
ホッとしたと同時に、寂しさも・・・
郡さん、参加されたみなさま、おつかれさまでした。ありがとうございました。
これからも狭山池博物館では ものをつくる楽しみを味わい、いろんな興味の入り口にしてもらえるような事業を 企画していきます。
どうぞお楽しみに!