博物館の普段は見られないアレ【狭山池博物館】

狭山池博物館は新型コロナウィルスの感染拡大防止のために3月20日まで休館中…

静かな博物館はとても寂しい..
でーーもーー
こんな時やからこそおうちでミュージアム!
休館中の博物館の様子を発信しています。

現在、当館の特別展示室は
展示替えの真っ最中。

「今やからお見せできるネタってないですかね..
例えば、博物館では常識でも
普段お客さんの目に触れることがないようなものって、何でしょうねえ…?」

「あー、あるある!
「アートソーブ」はどうや」

「ソレ!!!」

アートソーブ

This Is アートソーブ

さて、アートソーブってナニ?

むかーしむかし。
博物館や資料館の展示ケースの中に
水の入ったグラスが置いてあったの、
覚えていませんか。

あれ最近とんと見なくなりました

それは
アートソーブが普及したからかも

答えは…
「調湿剤」
です。

博物館の展示物は、デリケート。
湿度の変化で剥離やひび割れなどを起こさないよう、
季節や天候はもちろん、
空調機などによる急激な湿度変化から
守らなくてはいけません。

そんなときは、ハイ!
アートソーブ

当館では、ケースの縁に
このように収納されています。

ジャストサイズ!

まさに縁の下の力持ちやーーー!

普段は見えないようにカバーをかけています。

このようにカバーをかけています

展示物はみんなの
大事なたからもの。

博物館では、大切に扱うことによって
いつまでも受け継がれるよう、
細心の注意を払って展示物を守っています。

アートソーブはここに入っています

 

ああ、それにしても
静かな博物館は寂しいのです

狭山池にはこんなに人がたくさん歩いているのに
まるで取り残されたような気分..

狭山池も池干しが終わり、水がたまってきています。

今年の龍神淵はお隠れになりました。まもなく桜が咲きます!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

two + 1 =