博物館実習の成果、展示しています。

8月もいよいよ最終週、毎日のように昆虫展にきていた子どもたちの声が聞こえなくなりました。

先週狭山池博物館では、学芸員資格取得のための博物館実習が行われ、10人の学生が学んでいました。

まずは展示を知る。狭山池博物館の展示解説
撮影を見学

収蔵庫で台帳づくり

5日間の実習では、博物館の展示、空調・照明などの管理運営、地域連携、博物館史料の扱いや台帳のつくり方、保存処理の話、ワークショップのサポートなど忙しい毎日を過ごしました。
自分たちでとった拓本を展示に!

ボランティア募集のための課題解決ディスカッション

成果として、展示手法を知り、パネル作成からその実際を行う「令和元年度博物館実習展」を現在、狭山池博物館1階の第5ゾーンに展示しています。

2つのグループに分かれて行ったそれぞれのテーマは

・令和元年度特別展「樹木年輪と古代の気候変動」開催予告展示『日本書紀』の気候変動記事

・江戸の柄鏡の世界

です。

9月中は展示しています。ご来館の折はぜひ、御覧ください。

昆虫ワークショップで来館者とふれあいました

学芸員の仕事は狭き門です。
でもこの仕事は、人の生きてきた道・誇りを次世代につなぐことができる、すばらしい仕事だと思います。

資格が取れたらぜひ、戻ってきて、狭山池の価値を伝えてほしいなぁ。
待っていますよ!!!!