好評開催中の富田林支援学校高等部の美術展は
ご覧いただけましたか。
2年目の開催となる本展では、
趣向を凝らした作品が129点出品されています。
どれも見ごたえがあり、
時間をかけて制作されたことがわかります。
昨日はご担当された先生にお越しいただき、
その趣旨や作品展に対する想いを伺う機会を得ました。
コロナ禍で、行事なども中止になり授業も制限されるなか
毎年夏休みに開催されていた
大きな美術展がなくなってしまったこと、
生徒が力を発揮できる場をつくりたい、
閉塞感をプラスに変えたいとの思いで、
校内でチームをつくって開催に取り組まれたそうです。
狭山池博物館なら学校からも近い、
スケール感のある建築のおもしろさもある、
より多くの人に見てもらえるなど考慮し、
開催場所を当館に選んでいただいたそうです。
会期中には生徒の見学もあり、美術指導における
考える→つくる→展示し鑑賞する
という行程を経ることで目標をつくり、
身内の方がただけではなく、多くの人が作品を見るのだということを知ってほしい。
とおっしゃっていました。
お忙しいなか、お時間を頂戴し、本当にありがとうございました。
会期は10月9日まで。
ご観覧の際はぜひ、アンケートにもご記入をお願いいたします!