さやまにお殿さま?! 狭山池博物館 

狭山藩中興の祖 北条氏朝公生誕350年記念
『さやまのお殿さま -藩主北条氏の足跡-』


令和元年12月7日(土)~令和2年1月19日(日)
狭山池博物館1階 特別展示室

始まりました!!大阪狭山市郷土資料館特別展。
これまで狭山藩北条氏をテーマに3度の特別展を開催してきました。
今回は、特に市域に残された藩主関連の品々を中心に展示しています。
より狭山藩北条氏を身近に感じていただけることと思います。

記念講演会開催!

第1回 12月15日(日)
「北条家の人々-元禄から明和の時代に生きたお殿様と夫人の物語-」
橋上猛雄(大阪狭山市教育委員会)
第2回 12月21日(土)
「お殿さまもつらいよ-ご先祖・お目見え・参勤交代・お家騒動-」
藪田貫(兵庫県立歴史博物館館長)
第3回 1月11日(土)
「藩主北条氏と池守田中家文書」
中山潔(大阪府立狭山池博物館学芸員)

いずれも午後1時~3時(開場午後0時30分)
2階ホールにて 定員126名 当日先着順 無料

また、期間中の土曜日は展示解説があります。
午前11時~12時(12/28・1/4は年末年始休館のため除く)
特別展示室へ直接お越しください。

特別展示図録 同時頒布開始!!

頒布価格800円

 

たつの市より35名のお客様がみえました。歴史に興味をお持ちの方ばかり。
ボランティアさんの案内でご見学です。

閉塞成冬 - そらさむく ふゆとなる –

ほんとに今日は寒い >^<;    たしかに空もふさがってる? 、、冬ですか~。それでも!
狭山池博物館〈館内〉で特別展示をゆっくりと見学してお過ごしください♡

もろこ

わくわくイベント「クリスマスリースをつくろう」報告【狭山池博物館】

12月1日(日)
わくわくイベント「クリスマスリースをつくろう!」を行いました。

先生は、麻植陽子(おえ・ようこ)さん(狭山の副池自然づくりの会)です。

狭山の副池自然づくりの会は
草刈などの環境整備や自然観察・工作などの啓発活動を通して、
手づくりで副池を育て、水辺や環境の大切さを伝えてこられた方々です。

狭山の副池は、狭山池の西側にある、
昭和になってからつくられた貯水量30万㎥のため池※。

狭山池のすぐ脇にあり、水に触れられる公園として
夏にはこどもたちが長靴に網をもって訪れる姿もよく見られます。
副池の水は、少し前まで大阪狭山市の水道水として使われていたんですよ。

活動のお話を伺ったあと、リースづくりがはじまりました。

バランスを見ながら土台に木の実やグリーンを固定してゆきます。
同じ材料なのに個性がでます。

親子で参加の方も多く、共同作業があちこちで見られました。

サンタクロースのオーナメントも手作りです。

鼻はウレタンスポンジを小さくきったもの。

パーツがちいさく、軽く、鼻息で飛んでしまいそう(笑)  慎重に・・・

完成!豪華にできました。
幸せなクリスマスが目に浮かぶようです。

木の実や花・グリーンは麻植さんが準備くださり、
リースの土台をふくむ作業は、職場体験に来た中学生のみなさんがリレー方式でがんばってくれました。
また今回ワークショップのサポーターとして3名の方にお手伝いいただきました。
本当にありがとうございます。

 

狭山の副池自然づくりの会は、
主に第1第3土曜日に活動されています。どなたでも参加できます!

!!今回のワークショップで落選された方へ朗報!!
12月14日(土)午前10時~12時 副池オアシス公園にて、麻植さんの
「クリスマスリースとしめ縄づくり」があります。
もちもの:はさみ・レジ袋・防寒着 参加費100円
小雨決行。要申込です。

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※狭山池内に流入する水量は同池の貯水能力以上に豊富なるを以て、其の下流西樋尻水路筋の細長なる渓谷を締切り新溜池を造り、狭山池内に流入する貯水の一部を西樋により此に移し五萬立坪の貯水を得るものとす。(狭山池改修誌(昭和6年刊)より)

1立坪≒6.011㎥ですから五萬立坪は約300526㎥。
今と変わらない貯水能力を備え第二狭山池として誕生した副池はその後「オアシス構想」(平成8年度から)に基づき、親水公園として整備されました。