展示作業中!土木遺産展-関西のトンネル めぐり‐【狭山池博物館】

新型コロナウィルスの感染拡大をふせぐため、
当館は3月20日まで休館中・・・

でも・・
こんな時やから、おうちでミュージアム!
博物館の様子をできるだけ紹介したいと思います。

14日から開催を予定していた
土木遺産展‐関西のトンネル めぐり‐

展示作業の様子

パネルを貼る場所に置いてみたところ

水糸とバランスを見ながら貼っています

パネルに角度をつけて見やすさを調節しています

宮崎学芸員が手にしているのは
展示計画図面です

緻密につくられた展示計画図面。それでも現場で変更するときもあります

展示作業は終盤に入っております。

図録も刷り上がり、
万全の体制です。

あとは博物館が開くだけ!!!やねんけど・・

今回宮崎学芸員のお勧めトンネルは
東山隧道(ひがしやまずいどう)です。
1920(大正9)年に開通したこのトンネルは
京都の都市部の景観に配慮したデザインで、
現在でもその精神は引き継がれているように感じます。
迫力・すごみがありますね。

上りには「古今相照」下りには「山紫水明」の扁額が掲げられ、
2005年に土木学会選奨土木遺産に認定されています。

今回、東山隧道の工事の様子を描いた掛け軸も、
一緒に展示しています。

レンガが人の手でトロッコに積み込まれている様子が描かれているのを見ると、
この時代のトンネルが、
今とは比べ物にならないほどの労力と時間をかけてつくられていることが
想像できます。

どうぞ、お見逃しなく!