※ 狭山池博物館は現在臨時休館中です。
※ 新型コロナウイルス対応のため、企画展の開催期間を短縮することがあります。
春恒例の池守田中家文書特別公開展、
今年のタイトルは
「田中家三代 お江戸へ参上」
さあ今日から展示作業が始まりました。
まずは、4月から赴任した久永(ひさなが)学芸員を紹介させて下さい!
博物館は初勤務、専門は古墳時代の石製品と玉類
これまで大阪府の文化財保護課で勤務してきました。
さて
展示作業は一体何からスタートするのでしょう
パネルを打つところから?
いいえ
空になった展示ケースの中に
台を敷くところから始まります
上に来るもの
ボリューム感など考えて
台を調整する。
高さや角度を調整する。
色も変えられますよ。
楽しい作業です
さて、
今年はどんな文書が
登場するのでしょう
狭山池の管理を任された池守田中家は、
江戸中期より、池尻村の庄屋や
時には狭山藩の代官も兼ねていました。
そのため、三度にわたり
藩主の代替わりのお祝いに江戸参府しています。
あるときは藩士として、
あるときは領民代表として江戸へ赴いた際の珍しい記録を、
池守としての活動と合わせて展示公開します。
道中の宿代からお土産、
途中で食べたおやつまで
まさか時空を超えて
自分の経費が展示ケースに並べられ
たくさんの人の目に触れることになるとは
3人の当主も思わなかったでしょうね。
みかん
なんて文字を見つけると
嬉しくなります。
会期は5月16日からなのですが、
博物館は現在臨時休館延長中
それでも
いつ開館できることなっても
万全でお迎えできるよう
スタッフ一同鋭意準備しております!
再開は決まり次第
お知らせいたします。
どうぞお楽しみに!
※本展の展示解説・歴史セミナーが中止となっております。ご注意ください。