いよいよ初日まで秒読みのボランティア企画展「片桐且元」-ともに語ろう夢のあと、ともに歩もう作事の跡- 連日展示のための作業を行っています。
片桐且元(かたぎりかつもと)その名を聞いてみなさんはどのようなイメージを抱かれますか。
大阪では裏切りもんと云われ、徳川方に寝返ったと見られることも多い片桐且元。しかし、かれの心はいつも豊臣方にあったのではと、私は考えていますが・・時代に翻弄されながらも、近畿一円ダイナミックに行った作事や治水のあとを、ボランティアが実際にたずねてまとめました。
お寺や神社に赴き、話を聞いてみると、秀頼(且元)の改修がいかに語り継がれているか、驚かされることがあります。今展では、そういった語り伝え等もまじえながら、且元の歩いたあとを追体験するような展示になっています。
初日まであと7日。パネル作成や展示ケース内のレイアウト最終調整、やることはまだまだあります。
担当: 間にあうんかいな・・・・(不安)
今日も作業は続きます!且元展は19日から。乞うご期待!
もうひとつ・・・初日19日(土)のお楽しみ、建築史、なかでも豊臣秀頼の寺社造営がご専門の木村展子先生(神戸女子学院)の講演を14時より行います。タイトルはずばり、「豊臣秀頼・片桐且元の寺社造営」
平成27年12月19日(土)14時~15時30分(開場は13時)
開場 狭山池博物館二階ホール
定員 126名(先着順 無料)
ぜひご来館ください!!