世界中の人々と出会える博物館! 《8月編》

少し報告が遅くなりましたが、先月8月も海外からの来館者の方との多くの出会いがありました。交流した様子を、来館者サービス向上部会メンバーがレポートします。

=======================

8月23日。6人の来館者があった。フィリピンの建築を学ぶ男性の家族でガイドを受けてくれた。説明に驚いたり頷いたり質問を挟んだりガイドをしていて楽しい。安藤コーナーからさらには大阪狭山市の資料室まで足を運んでくれた。記念に狭山池のダムカードを渡すと丁寧に礼を言ってくれた。H・M記

 

=======================

その他、来館者サービス向上部会メンバーが、6月に案内・交流させていただいた、海外からの来館者の皆さんです。

ノルウェー・オーストリア・ベルギー・ロシア・スロベニア・スウェーデン・インド・ドイツ・マレーシア・フィリピン・フランス・オランダ・スペイン・香港・USA・イタリア・インドネシア・タイ・韓国・中国・台湾など

災害パネル展を開催しています【狭山池博物館】

台風といえば9月、というのはもう古すぎる常識になってしまいました
毎年のように大きな台風が時期を問わずたてつづけに発生しては
風水害の痛ましいニュースを見ている気がします

現在、狭山池博物館の一階第五ゾーンでは、
「災害パネル展」を開催しています。

大阪府に起こった災害の年表と、
平成29年・30年の被害状況、復旧の様子などをまとめて御覧いただくことができます。

狭山池平成の改修のきっかけとなったといわれる昭和57年台風では、
狭山池下流の西除川が氾濫し、堺市・松原市などで床上浸水1万戸以上、
死者8人を出す大きな災害になりました。

以降、狭山池下流の西除川は北から順に
30年にわたり改修が続けられ、
やっと南海高野線の北野田あたりまで来ているとのことです。

さて、
今年の6月から、警戒レベルを用いた避難情報発令等の運用が
はじまっています。
これは何かというと、
避難のタイミングを警戒レベル1から5までに分類
市町村から「4」が出されたら、全員避難!というものです。

こちらに詳しい解説があります(警戒レベルに関するチラシ(大阪府) [PDFファイル/887KB])

このような自治体からの情報に加えて、
今は自分に必要な情報を、自分で取りに行ける時代です。

私は狭山池の下流域に住んでいますので、
豪雨のときは、河川カメラと狭山池の水位をチェックしています。

たとえばこちらは、狭山池直下でいちばん大きい堰、野田井堰近くのカメラです。

http://www.osaka-pref-rivercam.info/sensyu/1009.html
(大阪府河川カメラ/大阪府河川室)

そしてこちらが、狭山池の水位

http://www.river.go.jp/kawabou/ipDamKobetu.do?init=init&obsrvId=0691300700004&gamenId=01-1004
(川の防災情報/国土交通省)

これらは災害が起こる寸前にあわてて探すのではなく
事前に備えておいて損はありません。

個々人が自分にあった情報を組み合わせてもっておくことで
被害を少なくすることができるかもしれません。

「災害パネル展」は9月25日(水)まで!

ぜひ、ご覧ください。