【狭山池まつり2023】わくわくイベント/水庭×灯りプロジェクトのお知らせ

狭山池まつりの準備が進んでいます。今年の開催は4月29日、30日の2日間です。

29日の夕方からは、狭山池一周をろうそくでつなぐ生誕祝祭「灯火輪」にあわせ、「水庭×灯り(みずにわあかり)プロジェクト」で博物館の特徴的なエントランスを、ゆるやかな灯りのアートで照らします。

わくわくイベント×灯りの空間「Lagom/ラーゴム」

ゆらゆらとゆれる三角の灯りを工作しよう
はくぶつかんの入り口にてんじするよ

▲ LEDろうそくの灯りでオブジェをつくります
▲ 工作は材料がなくなり次第終了します
▲ 作品の返却は30日の午前10時から午後5時
博物館受付前にて行います。

当日使用される灯りです

  • 対象 どなたでも
  • 先着順 150人
  • 参加費 無料
  • 場所 工作 博物館東側入口前
       展示 博物館水庭と円形コート

灯りのインスタレーション 辛川幸子

ワークショップで来場者が作った作品150点をふくめ、
当日は400点ほどの灯りがともる予定です。

灯りの工作は当日先着順にて受付。
材料がなくなり次第終了いたしますので、お早目にお越しください。

また、現在博物館受付前にて、当日お越しになれない方のために事前制作ブースを設けております。

受付前ブースでは事前制作ができます。

ぜひ、ご参加ください。

狭山池まつり2023の準備が進んでいます

狭山池まつり2023の準備が進んでいます。今年の開催は429日、30日の2日間です。

29日の夕方からは、狭山池一周をろうそくでつなぐ生誕祝祭「灯火輪」にあわせ、「水庭×灯り(みずにわあかり)プロジェクト」を行います。

博物館の特徴的なエントランスをゆるやかな灯りのアートで照らします。

作業の様子

今年はLagom/ラーゴムと題して、三角形の灯りをともします。

ワークショップで来場者が作った作品150点をふくめ、当日は430点ほどの灯りが博物館水庭や円形コートにともる予定です。

どうぞお楽しみに。

ワークショップについては改めてお知らせします。

公平な水の分配 / 土木遺産展「水をはこぶ」

開催中の土木遺産展「水をはこぶ」
もうご覧いただけましたか。

限られた水をどのように分配するか。
その答えの一つが、今回のポスター・チラシでもメイン画像になっている、円筒分水(えんとうぶんすい)です。

音無井路円形分水(大分)
吉野川分水円筒分水工(奈良)
練部屋分水所(兵庫)

円の中央から出た水は、
決められた割合で正確に越流します。

音無井路円形分水(部分)

各地でこのような円形の分水工がみられるのは、公平に水を分配するために工夫され考え出された技術です。

会期は令和5年5月7日(日)まで
くわしいご案内はこちら(博物館のホームページが開きます)

ご来館をお待ちしています。

狭山池の桜 八重桜が見頃です!

桜餅が、、いえ、
狭山池博物館周りの八重桜「カンザン」が満開です!

 

こちら側は八分咲きくらい?
まだまだキレイ!シロタエ

ウコンが咲いています。
白っぽい並木に見えますが、実は薄い黄緑色です。

北堤 すっかり緑の並木となりました!
今日はいいお天気!花は終わってもその木陰は人々の憩いとなっています。

もろこ

 

狭山池の桜 八重桜がキレイです

狭山池博物館まわりの八重桜が咲いています!

シロタエ

満開です!

こちらは ウコン

花はまだ開いたばかり!
薄緑色で、咲き進むと中のピンク色が濃く見えてきます。

 

カンザン

もうずいぶん咲いていました。
カンザンが咲くと、狭山池の桜の季節は終わりに近づきます。

この桜を見るといつも・・・ “さくらもち” を連想してしまいます。
花の色?葉の色のせい?ぽってりした形のせい?
・・・あの香りとあま~い味が思い浮かぶんです。

博物館正面の辺りのカンザンはまだまだこれから。

週末の混雑がうそのよう。
今日の狭山池はお天気のせいか人も少なくのんびりしています。
北堤中段辺りはもう見事に「はざくら」。

でも博物館まわりではまだまだお花見シーズン続行中!!
もうしばらくは桜を楽しみたいという方!狭山池博物館へ
ぜひ。

 

ヒラドツツジがスタンバイしています!

もろこ

 

 

 

 

【展示案内・講演会申込受付中】令和5年度大阪府立狭山池博物館ボランティア企画展「ため池ものがたり」

令和5年度大阪府立狭山池博物館ボランティア企画展「ため池ものがたり」開催のご案内です。

「ため池ものがたり」チラシおもて
「ため池ものがたり」チラシおもて

開催の趣旨 
ため池を訪れて話を伺うと、池にまつわる伝承・歴史、水をためるための努力の積み重ねに驚かされます。今回の企画展「ため池ものがたり」では、狭山池をはじめさまざまなため池のストーリーをパネルで紹介します。

ため池は時代とともに変化してきました。まずⅠ章では成り立ちやため池の一年、現在の課題などをみてゆきます。次にⅡ章では私たちが訪れた「ため池」やそれを取り巻くネットワークをどんどん紹介します。私たちの心に残った「ため池」と出会ってください。最後にⅢ章では「ため池」と仲良く生活してゆくためにはどうしたら?を考えます。
「これからもため池とともに!」私たちからの提案です。

「ため池ものがたり」チラシうら
「ため池ものがたり」チラシうら
期 間 令和5年5月20日(土曜日)から7月2日(日曜日)

会 場 1階特別展示室

入館料 無料

展示構成
Ⅰ ため池ってなあに
Ⅱ 池・いけ・どんどん
Ⅲ ため池の未来

紹介するため池
狭山池・副池・寺ケ池・宇見坊ため池・菰池・原池・水賀池・丹保池・松原市民図書館読書の森・鶴田池・滝畑ダム・久米田池・万代池・長池オアシス・中世日根荘のため池・昆陽池・いなみ野ため池ミュージアム・丸亀平野のため池群・豊稔池・御射鹿池など

関連事業】

1、講演会
ため池の魅力を伝える講演会

内容・講師

「兵庫県東播磨からの報告」
-いなみ野台地のため池と世界かんがい施設遺産「淡山疏水」そしてコウノトリが飛来する-
福田 信幸さん(東播用水土地改良区専務理事)

「長池オアシス29年のあゆみ」
中島 英子さん(NPO法人長池オアシス理事)

開催日 令和5年5月21日(日曜日)

時 間 午後1時30分~4時00分 (開場は午後1時)

ところ 博物館2階ホール

定 員  60名(応募多数の場合は抽選)※定員は変更の可能性があります。

申込期間 令和5年4月28日(金曜日)当日到着分まで

申込方法
○往復はがきをご利用の方
・1通につき3名まで申込できます。
往信用うら面に①参加者全員の氏名、②代表者の住所、③代表者の電話番号をご記入ください。返信用表面には、代表者の郵便番号、住所、氏名をご記入ください。
・宛先は「ため池ものがたり講演会担当」宛てで郵送してください。
○Eメールをご利用の方
・送信時の題名には「ため池ものがたり講演会申込」と記入してください。
・往復はがきと同様に①~③の内容をご記入の上、下記アドレスへメールをお送りください。
ikehaku.oubo@gmail.com  

申込結果の当落について
○往復はがき、Eメールともに申込者全員に当落をお知らせします。
○Eメールについては、上記のアドレス(ikehaku.oubo@gmail.com)から返送します。着信拒否設定になっていないか、事前に設定の確認と変更をお願いします。最近は着信拒否となり連絡がつかないケースが多く発生しております。必ず設定をご確認ください。
○どちらの方法でも、5月10日(水曜日)までに連絡がない場合は、当館までお電話にてご連絡ください。

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2、ため池版画展
ため池をテーマにした版画を募集

応募期間 令和5年4月30日(日曜日)まで
展示期間 令和5年5月20日(土曜日)~令和5年7月2日
くわしくはこちら(別タブで博物館のHPがひらきます)

3、狭山池歴史ウォーク 
狭山池と「副池オアシス公園」の魅力を探る

開催日 令和5年6月11日(日曜日)
時 間 午前10時~12時30分
応 募 5月1日(月曜日)から
お申し込みなどくわしくはこちら(別タブで博物館のHPがひらきます)

満開の桜の下で【狭山池の桜情報】

狭山池の桜、堤はもう満開です
今日は4月2日に行われる歴史ウォークの下見

たくさんの人が桜を見に訪れるなか、
私たちも当日を想定しながらガイドを聞きます

平成の改修を見ていた古参の桜

これは、南側の西除川流入口の橋のわきにある
大きな桜

狭山池平成の改修では、堤をやり直したので
もとあった桜はほとんど残っていませんが
これは数少ない古参の桜
幹も立派なソメイヨシノです

南堤の風景は
こんな感じ
色が薄いの、濃いの、写真で伝わればいいのですが
グラデーションのようになっています。
狭山池の桜はコシノヒガンが多く、次にソメイヨシノが並びます。

この2つは花色が違いますが、同じ5枚の花びらで、
どちらか迷うこともあります

見分ける方法を教えてもらいました

花の後ろのガクが丸いのが
コシノヒガン

筒状なのが、
ソメイヨシノだそうです

博物館敷地内の桜は
今いくつか咲き始めていますが、
咲きそろうにはもう少しかかりそう
シロタエ、ウコン、スルガダイニオイなど
残念なことにカミキリの被害にかなりあっていますが、
ほとんどがつぼみをつけています。
うまく咲いてくれることを願っています。

今が一番揃っています【特別展「古墳時代 導水施設の儀礼」】

令和4年度特別展「古墳時代 導水施設の儀礼」
もうご覧いただけましたか。

狼塚古墳の柵形埴輪と樋形土製品

古代の「導水施設」は何か特別な用途がありそうですが、
一体何のためにつくられたのでしょうか。

導水施設全景(南郷大東遺跡)

研究では
洗浄のための施設
(殯(モガリ)・厠(カワヤ)/産屋(ウブヤ)・禊(ミソギ)など)
という説と、
浄水を得るための施設
(水の儀礼・神や祖霊に捧げる特別な水を採った・集落の境界で祭祀を行った)
という説があるそうですが、
現在のところ水の儀礼のための施設と考える研究者が多いようです。

槽(そう)付き木樋(浅後谷南遺跡)

本展では導水施設の木樋を6点、展示しています。
いずれも槽(そう)と呼ばれるくぼみがつき、
どのように使われたのだろうかとイメージが膨らむものですが、
各地の導水儀礼のマツリに使われたかもしれない大切な設備が一堂に会しているのは
本当に不思議な気持ちになります。
(もし厠だったとしたらショールームの水回りコーナーのような感じになるでしょうか(笑))

実は本展、今が一番揃っているのです。
展示替えのため、
京都府久津川車塚古墳と芝ヶ原古墳群の導水施設の埴輪は
今月23日(日)までのご観覧となります。

会期は11月6日(日)まで
ぜひ、お運びください。
入館 / 観覧ともに無料です


展示解説のご案内
10月29日(土) ➀午前11時~ ➁午後1時~ 各40分程度
2階ホールにて写真や図面を中心に展示品を解説いたします。
各回先着30名・申込不要 無料

「切り身」の正体…古墳時代 導水施設の儀礼【狭山池博物館】

令和4年度特別展「古墳時代 導水施設の儀礼」
もうご覧いただけましたか。

本展、実は…かわいいもの、あるんです

行者塚古墳のコーナーでは魚や鳥・アケビ・ヒシの実など
食べ物を模した 土製品 や笊(ざる)型土器などを展示しています。

行者塚古墳の土製品

これらは笊などに盛り付けられていた供物でしょうか。

切り身状

気になるのは「切り身状」の何か。何に見えますか?
キャプションにも「切り身状」とだけ書かれ謎は深まるばかり。
何かお供えの食べ物であろうことは想像できるのですが。


今週末15日(土)は
午前11時より担当学芸員による展示解説があります。
長引くコロナ禍で、展示解説は本当に久しぶりです。

2階ホールにて写真や図面を中心に展示品を解説いたします。
先着30名・申込不要 無料 約40分程度です。

展示解説は10月29日(土)➀11時~ ➁13時~
にも行いますので、こちらもぜひご参加ください。

ちなみにこの「切り身」
わたしには「タケノコ」にしか見えないのですが…

グーグルレンズで検索すると
8割の画像が「ちんすこう」とな・・いや多分それはないかな(笑)

写真展の表彰式を行いました【狭山池博物館】

今日は写真展の表彰式を行いました。

本当はにぎにぎしくやりたいところですが、
入賞者6人のみをお招きして、アットホームな式となりました。

表彰式後みなさんの写真を見ながら講評を受けています

講評は審査をしてくださった写真家の小川幸三さんです。

当館では2015年に小川幸三写真展「光と影の居場所 -回遊する小宇宙-」を開催し、

狭山池と博物館を撮影した写真を一堂に紹介させていただきました。

(図録が博物館受付にありますので、ぜひお手に取ってください)

作品をほめられたり、講評してもらえるっていいなぁ・・

そうそう、今回の写真展のポスターデザインは、なんと6種類。

入賞者全員分のバージョンがあります。

館内掲示のポスターです

博物館や周辺に貼ってありますので、さがしてみてくださいね。

写真展の会期は9月26日までです。