2年ぶりの納涼寄席(狭山池博物館フレッシュコンサート)

厳しい暑さが続いています。
今日は納涼寄席でした。

出演はさやま落語会のみなさま

昨年度は納涼寄席も初笑い寄席もできず・・

待ってました!
2年ぶりの登場です。

演目は
河豚鍋  南風庵 山河さん

南風庵 山河さん

道具屋  花咲か亭 東光さん

花咲か亭 東光さん

一文笛  生駒亭 文座さん

生駒亭 文座さん

高座と客席の間にはパーテーションが二重に設置されています。
邪魔にならないか心配でしたが、
話に引き込まれると不思議と気にならなくなりました。

爆笑南京玉すだれ  菊乃家一門笑女隊

菊乃家一門笑女隊(いつもは4人でされていますが、本日はお一人で登場です)

なんと!
南京玉すだれの道具は自作だそうですよ。
「やろうと思えば何でもできる!」というメッセージに
勇気をもらいました! 東京五輪ネタも。

ねずみ  櫻井 うなぎさん

櫻井 うなぎさん

最後は人情噺でしめていただきました。
あっという間の2時間でした。
ありがとうございました。

また1月、初笑い寄席でお会いできますよう!!


明日から大阪府に緊急事態宣言が発出されます。
博物館では変わらず感染対策を徹底して、開館を予定しております。( 明日は月曜日ですので、通常どおりの休館日です)

狭山池博物館の感染拡大防止策についてはこちらをご参照ください

夏休みスタート!わくわくイベント「ジオラマをつくろう」

夏休みがはじまりました

先週の土曜日は さやまいけはくぶつかんのなつやすみ2021  わくわくイベント「ジオラマをつくろう」でした。

せんせいは中村義行さん。

長く当館ボランティアとして解説やワークショップを担当してきましたが、趣味が高じて、展示のジオラマを製作するように。

今回はその中から貴重な4点を見ていただきました。

実際に簡単なジオラマをつくってみます
モチーフは狭山池を守る「龍神さん」
中山学芸員から龍神さんについての説明がありました。

そのすみかと伝わる「龍神淵」について、おうちの方も「知らなかった」と声を上げておられました。

子どもたちにも簡単に楽しく、でもしっかりしたものを、と
構想2年、やっとお披露目となりました

石積みにチャレンジ!

じっくり取り組んでいます。 集中集中
龍神さんを乗せる石垣です。 丁寧に丁寧に

無事全員すてきなジオラマができました。


狭山池博物館では夏休み中どなたでも参加できる
「さやまいけはくぶつかんポイントラリー」を開催中!

9つのポイントでスタンプをおしたり、クイズに挑戦して暗号をさがそう!

特別展示室では、学童疎開や戦時下のくらしなどを紹介する
「コドモとセンソウ」を開催中です。

この機会に平和について、ご家族で話される機会になればと思います。

いずれも8月29日までです。

展示作業スタート!令和2年度池守田中家文書特別公開展「田中家三代 お江戸へ参上」

※ 狭山池博物館は現在臨時休館中です。
※ 新型コロナウイルス対応のため、企画展の開催期間を短縮することがあります。

春恒例の池守田中家文書特別公開展、
今年のタイトルは
「田中家三代 お江戸へ参上」
さあ今日から展示作業が始まりました。

まずは、4月から赴任した久永(ひさなが)学芸員を紹介させて下さい!
博物館は初勤務、専門は古墳時代の石製品と玉類
これまで大阪府の文化財保護課で勤務してきました。

ハンマーを持つ久永学芸員。今後とも、よろしくお願いします!

さて
展示作業は一体何からスタートするのでしょう

パネルを打つところから?

いいえ

空になった展示ケースの中に
台を敷くところから始まります

色板を敷いている様子

上に来るもの
ボリューム感など考えて
台を調整する。
高さや角度を調整する。
色も変えられますよ。

楽しい作業です

主担は中山潔学芸員 発掘調査時代から狭山池を見つめ続けてきました

さて、
今年はどんな文書が
登場するのでしょう

狭山池の管理を任された池守田中家は、
江戸中期より、池尻村の庄屋や
時には狭山藩の代官も兼ねていました。

そのため、三度にわたり
藩主の代替わりのお祝いに江戸参府しています。

あるときは藩士として、
あるときは領民代表として江戸へ赴いた際の珍しい記録を、
池守としての活動と合わせて展示公開します。

道中の宿代からお土産、
途中で食べたおやつまで

「諸心扣」享和元年右(宇)十郎の旅の経費メモ

まさか時空を超えて
自分の経費が展示ケースに並べられ
たくさんの人の目に触れることになるとは
3人の当主も思わなかったでしょうね。

みかん
なんて文字を見つけると
嬉しくなります。

会期は5月16日からなのですが、
博物館は現在臨時休館延長中

それでも

いつ開館できることなっても
万全でお迎えできるよう
スタッフ一同鋭意準備しております!

再開は決まり次第
お知らせいたします。

どうぞお楽しみに!

※本展の展示解説・歴史セミナーが中止となっております。ご注意ください。

世界中の人々と出会える博物館《9月編》《10月編》

9月・10月は、いつも以上に多くの海外からの来館者を迎え、ボランティアも様々な国の方と交流をしました。その中の一日をレポートします!

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10月30日(木)

ドイツ人の建築家のご夫婦を案内しました。(来館者サービス向上部会で作成した)英語併記のガイドブックを持って一緒に回りました。フレンドリーな方たちで楽しくガイドができました。高野山へ行ってきたと話され、河内長野市の英文の観光パンフレットをお渡ししたら、河内長野で宿泊し、世話に成ったと話されました。

同時間に入館されたインド人のご夫婦が、喫茶室で偶然会われたこのドイツ人ご夫婦と一緒に、近つ飛鳥博物館へ行かれる事に成り、タクシーで向かわれました。

その後は静かでしたが、食事を済ませて入り口に戻ったら、タイからの若い二人が入館されていて、堤体付近を説明しました。ちょうどボランティアのもりさんが来館されたので、英語でのガイドをお願いしました。熱心に話を聞かれて、喜ばれていました。

14時10分頃水庭に出てみたら、11名の外国人が撮影タイムでした。中国天津からの建築家の団体で、25分からの滝を見てからの入館を勧めたところ水庭で待ってくれました。また、中国の音楽を携帯で鳴らして、水庭の周囲を音が走るのを体験してもらいました。

その後、水庭が賑やかであったので覗いてみたら、8名の団体が撮影タイムでした。話しかけたらフイリピンからの建築家の2家族でした。

 

 

雨の日には日本人は来られなくて寂しかったのですが、外国からの方が多く来られて良かったです。

来館者サービス向上部会  くりはら記

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《9月》

 

 

 

 

 

 

韓国・中国・台湾・タイ・インドネシア・イタリア・USA・香港・スペイン・オランダ・フランス・フィリピン・カナダ・ドイツ・スイス・インド・ニュージーランド・英国・メキシコ・アルゼンチン・デンマーク・スリランカ・イスラエル・ネパール・チェコ・ベルギー・コロンビア

《10月》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カンボジア・グァテマラ・スコットランド・オーストラリア・ノルウェー・韓国・中国・台湾・タイ・インドネシア・イタリア・USA・香港・スペイン・オーストラリア・オランダ・フランス・フィリピン・カナダ・マレーシア・ドイツ・ポルトガル・スイス・インド・スロベニア・英国・メキシコ・アルゼンチン・デンマーク・スリランカ・イスラエル・バングラディシュ・ベトナム・チェコ・ベルギー

橋カードを11月18日(土木の日)から配布!(狭山池博物館は19日より)

『橋カード』をご存じですか


大阪の南河内エリア自慢の橋が
『橋カード』になりました。
・天美跨線橋
・金剛大橋
・臥龍橋
・石川サイクル橋
・月読橋
・粟ケ池大橋
以上全6種

詳細はこちら(jpeg画像2 MB)

11月18日(月)「土木の日」より配布スタート!
(狭山池博物館は月曜休館のため19日からです)
6種のうち当館では
石川リサイクル橋(富田林市若松町)のカードを配布します
(数に限りがありますので、1人1枚でお願いします)

橋カードは
橋梁に関する基本的なデータからその特徴をまとめ
一枚で紹介するカード型のパンフレットで、
これまで東京都(橋カード)・栃木県(とちぎ橋カード)
「しまなみ海道 橋カード」・福島県(ふくしまの橋カード)
などで作成、配布されています。

ところで「土木の日」って
なんで11月18日なんでしょうね・・・

答えは

みなまでいうな
という声が聞こえてきそうです

十 一 十 八 組み合わせると 土木

ご来館をお待ちしています

大阪府立狭山池博物館
入館料:無料
開館時間:午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)
589-0007 大阪府大阪狭山市池尻中2丁目
tel:072-367-8891
交通:南海電鉄難波駅より高野線にて大阪狭山市駅下車、西へ約700m。博物館敷地内には大型バス・車いす利用者用の駐車場があります。一般の車両は約500m西にある狭山池の北堤駐車場をご利用ください。

本日スタート!「さやま再発見バル」&南河内「大阪産めぐり」スタンプラリー

今朝から急に秋を感じさせるお天気となった狭山池です。
今日スタートの催しを2つご案内!

①南河内「大阪産めぐり」スタンプラリー

応募箱も設置完了!

今年で第十回目となる「大阪産(おおさかもん)めぐり」スタンプラリー
マップに掲載の大阪の名産品や地元産の食材を使用する飲食店・販売所や、
特色ある施設をめぐって4つスタンプを集め応募すると、
宿泊券など景品があたるキャンペーンです。

うちのスタンプはカエルです。

景品で気になるのは・・滝畑ダムのイベント専用ダムカード(25名)
どんなんやろ、これはお好きな人にはたまりませんね。

当館は、明日から開催の特別展
「樹木年輪と古代の気候変動」の図録を抽選で10名様に進呈です!

応募は12月1日まで。
詳しくはこちら

 

②さやま再発見バル

大阪狭山市内42の飲食店や洋・和菓子・パン屋さんなどが参加する、チケット制の飲食店めぐり。
当日券は5枚つづりで3,500円
各店が趣向を凝らして「お値段以上?!」の価値あるバルメニューで腕をふるっています。

気になるけど行ったことのないお店など、この機会に行っちゃうチャンス。

さっそくスタッフがランチに。

当館3階のSAYAMA HISTORY CAFÉ では、
スモーブロー2種
デトックスウォーター
・・・・・それどんなん。て思いましたよね。
スモーブローはオープンサンドのこと。スモークサーモンと甘い系の2種

めちゃおいしいサーモンらしいです!!!!私も行く。

デトックスウォーターは、ハーブやフルーツたっぷりの体にいいドリンク。(もう私はこれたまらなく好きなんですホンマにおいしいです)

開催は今日13日(金)・14日(土)・15日(日)の3日間です。
詳しくはこちら お店の紹介はFacebook「さやま再発見バル」で!

 

明日からいよいよ今年度の
特別展「令和元年度特別展 樹木年輪と古代の気候変動」を開催します。
準備もバッチリ。
会期中の日曜、午後1時から展示解説がありますので、ぜひ、ご参加ください!
ご来館をお待ちしています。

整いましたーー!

博物館実習の成果、展示しています。

8月もいよいよ最終週、毎日のように昆虫展にきていた子どもたちの声が聞こえなくなりました。

先週狭山池博物館では、学芸員資格取得のための博物館実習が行われ、10人の学生が学んでいました。

まずは展示を知る。狭山池博物館の展示解説
撮影を見学

収蔵庫で台帳づくり

5日間の実習では、博物館の展示、空調・照明などの管理運営、地域連携、博物館史料の扱いや台帳のつくり方、保存処理の話、ワークショップのサポートなど忙しい毎日を過ごしました。
自分たちでとった拓本を展示に!

ボランティア募集のための課題解決ディスカッション

成果として、展示手法を知り、パネル作成からその実際を行う「令和元年度博物館実習展」を現在、狭山池博物館1階の第5ゾーンに展示しています。

2つのグループに分かれて行ったそれぞれのテーマは

・令和元年度特別展「樹木年輪と古代の気候変動」開催予告展示『日本書紀』の気候変動記事

・江戸の柄鏡の世界

です。

9月中は展示しています。ご来館の折はぜひ、御覧ください。

昆虫ワークショップで来館者とふれあいました

学芸員の仕事は狭き門です。
でもこの仕事は、人の生きてきた道・誇りを次世代につなぐことができる、すばらしい仕事だと思います。

資格が取れたらぜひ、戻ってきて、狭山池の価値を伝えてほしいなぁ。
待っていますよ!!!!

わくわくイベント「日光カメラをつくろう!!」報告:狭山池博物館

土曜日は、狭山池博物館のわくわくイベントで一番人気の企画 「日光カメラをつくろう!」がありました。 今回も約4倍のご応募に感謝。

はじまりました!

講師は当館ボランティアで、
昭和のカメラコレクターで、おもろい風景研究家(勝手に名づけています)の
郡紀之(こおりただし)さんです。

郡紀之さん

 

ToDoリスト

この日光カメラをはじめてもう5年、
最初は牛乳パック+虫眼鏡のレンズからスタートしたこのカメラは、
3年目から●ップスターの容器に変更、よりカメラらしさを獲得し、
本年でついに!終了となりました。

●ップスター食べ過ぎ注意!

このカメラで使用する印画紙は、
熱で現像する「コピアートペーパー」という特殊な紙です

ピント甘めも味

この紙は惜しまれながら二年以上前に廃盤になり
いよいよ手持ちもなくなってしまいました。
(つまり今回で本当に最後の最後の最後なのだ)

ピントがあえば、キリッと撮れますぞ

カメラの組み立てが終わったら
おおっ!

スクリーンにはさかさまの光景がうつっています

映ってる!逆さまや!なんで?逆さまの世界や!

カメラの原理は中学2年生で習うんだとか。
「そのときこのカメラを思い出してくれたらうれしいです」
と郡さん

水庭へ!

さぁ、水庭へみんなで移動して撮影です

今日は晴天なので、30分ぐらいかなーーー
お天気によって露光時間を調整するのも面白いところです

ずらっと並んだカメラたち

飛んで行かないようにマグネットにカメラを固定したら
ホールへ帰って、フォトフレームに色塗り!

はい!30分たったら
取りに行って、アイロンで現像します。

どうですか

熱をかけると・・・
あっという間に像が浮かび上がりました。

完璧です!

5年目にしてはじめて、
30人全員が何らかの像を印画紙に焼き付けることに成功!
(これまでは毎年一人か二人、露光オーバーで真っ白になっていました)
ホッとしたと同時に、寂しさも・・・
郡さん、参加されたみなさま、おつかれさまでした。ありがとうございました。

きれいに撮れました!!

これからも狭山池博物館では ものをつくる楽しみを味わい、いろんな興味の入り口にしてもらえるような事業を 企画していきます。

どうぞお楽しみに!